催眠術にかかりやすい人と掛かりにくい人の違いとは?

 

「催眠術って、全員がかかるものですか?」

という質問をされることがあります。

 

答えは「NO」です。

 

むしろ、全員が同じように催眠術にかかるというのも、

イメージしづらいかもしれません。

 

催眠術は、個人によって効果が大きく変わるもので、

「かかりやすい人」と「かかりにくい人」が存在します。

 

催眠術にかかりやすい人は、誰が催眠術をかけてもかかり、

逆にかかりにくい人は、プロがかけてもかからない時があります。

 

それぞれどのような特徴があるのでしょうか?

 

今回は、それを紹介していきます。

 

催眠術にかかるための条件

 

まず、催眠術にかかるための条件が3つあります。

 

1.最低限の知識を持っている
2.催眠術師の誘導に従える能力がある
3.催眠術にかかりたい気持ちがある

 

これらは、当たり前のことのように感じるかもしれませんが、

実は、このような基礎的な要素が重要となるのです。

 

催眠術は、言葉による誘導をしていくため、

言葉を理解する力が必要となってきます。

 

言葉を学んでいる段階である赤ちゃんの場合、

催眠術に一切かからないのです。

 

催眠術師の言葉をしっかりと聞きながら理解し、

その指示に従うのは当然のことなのですが、

必要な条件であることは間違いありません。

 

最も重要なのが、催眠術にかかりたい気持ちがあるかどうかです。

 

「催眠術にかかりたくない!!」という思いが強い場合、

経験豊富なプロの催眠術師が催眠術をかけても、

ほとんど成功しなかったりします。

 

「催眠術にかかりたくない人」は催眠術にかからない

 

催眠術を経験してみたけど「全然かからなかった」

という人もいるかと思います。

 

しかし、その人は、本当に催眠術にかかりたいと思っているのでしょうか?

 

おそらく、その人は「自分の意思に反して、変なことをしてしまう」

「催眠術にかかると身体をコントロールされてしまう」

という催眠術に対する誤解を持っているのかもしれません。

 

人間は、誰しも防衛本能を持っていて、

傷つきそうな状況から回避しようとしたり、

身体を守ろうとしたりします。

 

催眠術を体験したけど、全然かからないという人は、

「かかりたくない人」である可能性が高いです。

 

催眠術をかけられることで、

自分にとってマイナスなことが起きる、

と思い込んでいる可能性が高いです。

 

催眠術にかかること自体が、

マイナスだと思い込んでいる場合、

催眠術にかかりようがないのです。

 

これは、人間の持つ防衛本能が働いて、

自分自身の身体を守ろうとしている証でしょう。

 

催眠術の被暗示性に関する誤解

 

催眠術そのものが「やらせ」だと誤解されているように、

催眠術のかかりやすさに関しても誤解されがちです。

 

代表的な誤解として、以下のようなものがあります。

 

1.頭が悪い方がかかりやすい

知能が低い方が催眠術にかかりやすいという説がありますが、

被暗示性は、頭の良さで決まる訳ではありません。

催眠術は、イメージできるかどうかが重要なので、

豊かな想像力を持っている方がかかりやすいのです。

 

2.精神的に弱い人の方がかかりやすい

精神的に弱い人は、催眠術師の誘導に素直に従うので、

催眠術にかかりやすいと言われています。

何となく納得できる理屈ですが、これも誤解です。

実は、催眠状態にある時は、集中力が高くなっています。

精神的に弱い人が、物事に集中できる状態へと、

自分を持って行くことは難しいです。

だからといって、絶対に催眠術にかからないと言い切れませんが、

集中力を高められる人、即ち、精神的に強い人の方がかかりやすいと言えます。

 

3.スピリチュアル系の趣味を持つ人がかかりやすい

これは、正解とも言えますが、間違いでもあります。

スピリチュアル系の趣味を持つ人は、催眠術に対する抵抗がなく、

そのまま受け入れる人が多いかと思います。

しかし、被暗示性と趣味には、直接的な関係はありません。

このような趣味を持っていない人でも、

催眠術にかかりやすい人は、存在するからです。

 

催眠術にかかりやすい人の特徴

 

では、催眠術にかかりやすいのは、どんな人なのでしょうか?

 

催眠術にかかりやすい人は、以下のような特徴があります。

 

1.感情が豊かな人

感情が豊かな人や喜怒哀楽が激しい人ほど、

他人の意見に影響を受けやすくなるので、

催眠術にかかりやすくなります。

実際、催眠術には、「嫌いなものを好きになる」

など感情を操作するものが数多くあります。

 

2.イメージ力が高い人

例えば、「会いたい人が、目の前に現れる」

といった幻覚が見えるようになる催眠術などは、

鮮明にイメージできるかが鍵となります。

被験者の高いイメージ能力を生かすことで、

より深く催眠術をかけられるのです。

 

3.集中力の高い人

1つのことに集中できる人、単純作業の得意な人など、

集中力の高い人の方が、催眠術にかかりやすい傾向にあります。

催眠術は、邪念が入り込まないレベルの集中力が必要です。

じっと同じ物を見たり、同じ動作を繰り返すからです。

邪念が入り込むと、催眠術は機能しなくなります。

逆に疑い深い人は、催眠術にかかりにくいということです。

 

他にもまだまだありますが、

これらの条件に当てはまる人ほど、

基本的に催眠術にかかりやすいです。

 

催眠術に掛かりにくい人の特徴

 

逆に催眠術にかかりにくい人は、

以下のような特徴があります。

 

1.不安を抱えている人

心に不安があると、催眠術にかかりにくくなります。

催眠術は、無意識の部分に働きかけて、

支配権を奪い、操作していくものですが、

不安があると、それを無意識で拒絶するため、

大きな障壁となってしまうのです。

 

2.体調が悪い人

催眠術にかかるには、適度にリラックスしておく必要があります。

徹夜明けや寝不足などで体調が悪い場合は、

催眠術師の言葉をしっかり認識できないことがありますし、

筋肉が強張って、リラックスできないこともあります。

体調は、催眠術にかかる上で、大きく影響してくるのです。

 

3.猜疑心の強い人

猜疑心とは、簡単に言うと「疑い深い人」のことです。

「催眠術?なんか胡散臭いな~…」

「自分は催眠術なんて絶対にかからない!!」

というように疑いが強ければ、催眠術にかからなくなります。

自分と催眠術師の間に大きな壁を作って、

かからないようにしている状態だからです。

 

4.期待し過ぎている人

逆に、過度な期待をしても催眠術にかからなくなってしまいます。

もし、仮に催眠術にかかることに成功したとしても、

事前にイメージしていた催眠効果とのギャップで、

「かかっていない」と錯覚することがあるからです。

催眠術は、無意識の領域に働きかける技術なので、

意識の壁を取り除く必要があります。

意識が強すぎると、それが邪魔をして、

かからなくなってしまうのです。

 

 

より詳しくかけ方を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

⇒催眠術のかけ方(決定版)

 

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